2008年10月7日火曜日

待ちに待った運動会

雨の延期で、待ちに待った運動会!

6時頃は曇り空で、少しだけ雨がぱらついていたのですが、ひどくはならないだろうということで、開催することに決定。

日曜日の夕方から月曜日の朝方にかけて結構雨が降ったのと、今日の明け方にも雨が降ったので、一部でかなり水を含んだ状態だったので、先生方とPTA役員が協力し、スポンジを使っての除水作業を行いました。
吸い取る水量も気持ちだけのような気もしましたが、この作業のおかげで、ある程度の水を取り除くことが出来たのではないかと思います。

それでは、しばしの間、運動会の様子をご覧ください。
芝生芝生芝生


芝生芝生芝生


芝生芝生芝生

テレビ和歌山から取材にきて、運動会の様子や校長先生、安原グリーンキーパーズ会長のインタビューを収録していました。
前にも紹介したように、10月12日(日)の「きのくに21」で放映される予定です。テーマは、「みんなでつくる緑の運動場」となっています。
ぜひ、録画の登録をして見てください!
時間は朝の9時30分から10時までと、再放送が夜の10時から10時30分までです。


芝生芝生芝生


芝生芝生芝生


今日は、天候は良いとは言えませんでしたが、子どもたちの家族の方や地域の方にとっては過ごしやすい天候だったと思います。
出来ればもっと太陽が顔を出して、ぬかるみも解消してほしかったのですが、欲張ってはいけません。

あと、水を含んでいるので、どうしても「滑る」という印象をもってしまいがちですが、それは間違った認識です。

確かに滑っている子どもたちや大人の方もいましたが、これは土の運動場でも滑ったり、こけたりする人数と同程度のものだと思います。さらに言えば、土でこければ当然擦り傷になりますが、今日、こけた人で怪我をした人はなかったのではないでしょうか?
確かに、服がどろどろになってしまいましたが、土なら汚れる上、擦り傷まで負ってしまいます。

もしかしたら、「擦り傷くらいしたほうが子どものためになるだろう!」という方もいるかもしれません。
でも、子どもたちは正直です!

昨年の組み体操では、ほとんどの子どもたちが長ズボンの体操服でした。今年はどうでしょう?

組み体操の写真を見ればわかるように、ほとんどの子どもたちが半ズボンの体操服で演技しています。
これは、芝生だと痛くないからです。
わざわざ長ズボンをはく必要がないんです。
いままでは、痛かったから長ズボンをはいていた。つまり痛いのなんていやなんです。

軽い怪我をして、大きな怪我をしないようにするためにも土で擦り傷をした方がいい」という方もいるでしょう。「芝生なんかで甘やかしていてはダメだ」という方もいるでしょう。

でも、それも間違いです。

子どもたちは、芝生で甘やかされるのではなく、芝生があるから自分の「おもいっきり」がわかり、「おもいっきり」で転ばない身体能力を身につけることが出来ます。
本気で「おもいっきり」走れば、転ぶんです。芝生だと痛くないんです。だから、「おもいっきり」で転ばないように走れるようになります。
だけど土だと転んだら痛いから「おもいっきり」が出来なくなるんです。
じゃあ、「芝生で普段から遊んでいる子が、土で転んだら、大怪我をするじゃないか」という方もいるかもしれません。

しかし、もっと子どもたちの力を信じるべきだと思います。
子どもたちは赤ん坊ではないんです!痛みの経験は芝生の上以外でも積んでいます。日常生活の中で転んだら痛いことくらい身につけています。だから、普段芝生の上で「おもいっきり」遊んでいても、土の上なら力をセーブすることも出来ます。

普段から、自分の「おもいっきり」を知り、その限界に挑戦できるために、芝生が必要なんです!

また「滑る」にもどりますが、濡れた芝生の上は確かに滑ります。しかし、徒競走のコーナーで滑って転んだ子は一人もいませんでした。
たぶん「滑る」と感じられる方はコーナーで「滑る」というイメージを持っているのではないでしょうか?
しかし、転んだのはほとんどがスタートです。土でもスタートは滑ります。
つまり、何となく「滑る」と感じているだけなんです。
それは、芝生の上で思いっきり走ったことがないから。

滑る」と感じているのであれば、ぜひ、安原小学校の芝生の上で思いっきり走ってみてください。
きっと「いままで思っていたことはなんだったんだろう!」という気持ちになります!

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