今日、アクセス数を見てびっくりしました。
というのは、普段は、1桁のアクセスなのに、昨日、今日と3桁のアクセスになってるんです!
よくよく考えてみると、「報道ステーション」で鳥取方式の特集があったらしく、それが原因の様でした。
ティフトン・ポット苗・鳥取方式といった語句検索で訪問されている方が多く、全国放送の影響はすごいな〜!と改めて思っています。
また、ニールさんのところにもかなりの問い合わせが殺到している様子です。
こちらのサイトでは、ポット苗作成からその生長を順次記録しているので、少しは参考になるかと思います。
ただ、鳥取方式=安く出来る芝生ということも確かに重要なのですが、最も重要なところは、芝生が大切なのではなく、その上で、子どもたちが楽しく遊ぶということが大切なんです!
今まで思っている芝生という既成概念には、高価なもの、管理が大変、立入禁止などがあると思いますが、そんなものは一切思いこみで実際にやってみることが重要です。
競技場の様な一流の芝生でなく、言ってみれば「草を刈り込んでいるだけ」でいいんです。
池田省治さん曰く、「芝生というのは、草の種類ではなく、草を刈って平らにした状態」です。
つまり、大変だと思っている雑草取りなんかは、全く必要なくなるわけですね!
そこら辺をしっかり理解して、取り組んでもらえれば、もっともっと芝生が身近なものになると確信しています。
2008年12月3日水曜日
報道ステーションでの鳥取方式特集
久しぶりの分校
今日は、久しぶりに分校を覗いてみました。
様子はこんな感じです。
この写真を見て、どう思われますか?
従来の芝生に対しての既成概念をもっている方は、「なんだ!真ん中がはげてるじゃないか!」と思われるかもしれません。
でも、よく考えてみてください。
従来の芝生という考えを持っていれば、当然、緑を想像するのでしょうが、今は、冬の12月です。ということは、従来であれば、茶色になっているのが当然で、緑の部分がある方が意外なのではないでしょうか?
鳥取方式で一年中緑を保つという考えをお持ちの方も「真ん中はげてるのかな?」と思うかもしれません。
でも、それだけ子どもたちが使っているということなんです。ドッチボールのコートだけ、冬芝が育っていないのですが、次の写真を見てください。
土になっているわけではなく、ティフトンの茎の部分がしっかりと根付いた状態で残っていました。
また、その上を歩いてみても、明らかに土とは違うクッション感覚が感じられました。
それだけ、子どもたちを守っているということなんです!
これからさらにすり切れるかもしれませんが、来年の春になれば、また、ティフトンが伸びてきて、梅雨時にはしっかりとした緑になっていると思います。
芝生が大切なんじゃなく、子どもたちがその上で楽しく遊ぶことが大切なんですよね!
2008年11月18日火曜日
私たちの芝生校庭自慢!
Jリーグの百年構想を知っていますか?
・あなたの町に、緑の芝生におおわれた広場やスポーツ施設をつくること
・サッカーに限らず、あなたがやりたい競技を楽しめるスポーツクラブをつくること
・「観る」「する」「参加する」。スポーツを通して世代を越えた触れ合いの輪を広げること
このような理念をもって、Jリーグはスポーツ文化の振興に取り組んでいます。
詳しくは、Jリーグ百年構想とは?をご覧ください。
その百年構想のサイトの中に「わたしたちの芝生校庭自慢」というコンテンツがあります。
実は、そのなかに「安原小学校」と「安原小学校吉原分校」が掲載されています!
ぜひ、ご覧になってみてくださいね!
2008年10月29日水曜日
芝生化啓発フォーラム
11月2日(日)に芝生化啓発フォーラムが開催されます。
和歌山県教育委員会が実施している「屋外運動場芝生化促進事業」に関連して、安原小学校の体育館で行われます。
朝9時30分より受付で、10時から、グリーンスポーツ鳥取のニール・スミス氏、鳥取大学の中野淳一准教授の講演があり、昼から校長先生の事例発表、パネルディスカッションが予定されています。
詳細は、県教委スポーツ課のサイトからご覧になれます。
ニール氏、中野先生の講演を聴ける機会はなかなかないので、ぜひ参加いただきたいと思います。
当日参加も可能、午前中だけの参加も可能ですので、多くの方の参加をお待ちしています。
2008年10月14日火曜日
2週続けての運動会
10月12日には、安原幼稚園の運動会が開催されました。
オーバーシードを行って、1週間後なので、ある程度発芽した状態です。
小学校の時より若干多くの人がいたような気がします。
小学校の運動会で傷んだ分が少し回復してきてはいましたが、さらにこの状態でどうなるか、ちょっと心配です。
幼稚園のトラックは小さいので、状態の悪いところをさけてトラックを作ってもらえたらと教頭先生もアドバイスをされていたのですが、状態の悪いところを入場門にしていたので、ちょっとガックリでした。
状態のいいところでは、すでにライグラスが生長しています。
ひょろっと黄緑色に出てきているのがライグラスです。ティフトンが茂っているところではこのように結構発芽していますが、土の状態が見えているところはまだ出てきていません。
また、10日には、分校で、オーバーシードを行いました。
数名の保護者・地域の方にお手伝いいただき、種子肥料散布機で種を播きました。
子どもたちも興味を持って、ついて回っていました。
たぶん、ズボンのポケットや靴の中に種が入っているので、お家のどこかにライグラスがはえてくるかもしれません。
最後にスプリンクラーで水やりをすると、予想どおり子どもたちが興味津々で観察していました。
2008年10月9日木曜日
綱引きは出来ない!?
2008年10月7日火曜日
待ちに待った運動会
雨の延期で、待ちに待った運動会!
6時頃は曇り空で、少しだけ雨がぱらついていたのですが、ひどくはならないだろうということで、開催することに決定。
日曜日の夕方から月曜日の朝方にかけて結構雨が降ったのと、今日の明け方にも雨が降ったので、一部でかなり水を含んだ状態だったので、先生方とPTA役員が協力し、スポンジを使っての除水作業を行いました。
吸い取る水量も気持ちだけのような気もしましたが、この作業のおかげで、ある程度の水を取り除くことが出来たのではないかと思います。
それでは、しばしの間、運動会の様子をご覧ください。
テレビ和歌山から取材にきて、運動会の様子や校長先生、安原グリーンキーパーズ会長のインタビューを収録していました。
前にも紹介したように、10月12日(日)の「きのくに21」で放映される予定です。テーマは、「みんなでつくる緑の運動場」となっています。
ぜひ、録画の登録をして見てください!
時間は朝の9時30分から10時までと、再放送が夜の10時から10時30分までです。
今日は、天候は良いとは言えませんでしたが、子どもたちの家族の方や地域の方にとっては過ごしやすい天候だったと思います。
出来ればもっと太陽が顔を出して、ぬかるみも解消してほしかったのですが、欲張ってはいけません。
あと、水を含んでいるので、どうしても「滑る」という印象をもってしまいがちですが、それは間違った認識です。
確かに滑っている子どもたちや大人の方もいましたが、これは土の運動場でも滑ったり、こけたりする人数と同程度のものだと思います。さらに言えば、土でこければ当然擦り傷になりますが、今日、こけた人で怪我をした人はなかったのではないでしょうか?
確かに、服がどろどろになってしまいましたが、土なら汚れる上、擦り傷まで負ってしまいます。
もしかしたら、「擦り傷くらいしたほうが子どものためになるだろう!」という方もいるかもしれません。
でも、子どもたちは正直です!
昨年の組み体操では、ほとんどの子どもたちが長ズボンの体操服でした。今年はどうでしょう?
組み体操の写真を見ればわかるように、ほとんどの子どもたちが半ズボンの体操服で演技しています。
これは、芝生だと痛くないからです。
わざわざ長ズボンをはく必要がないんです。
いままでは、痛かったから長ズボンをはいていた。つまり痛いのなんていやなんです。
「軽い怪我をして、大きな怪我をしないようにするためにも土で擦り傷をした方がいい」という方もいるでしょう。「芝生なんかで甘やかしていてはダメだ」という方もいるでしょう。
でも、それも間違いです。
子どもたちは、芝生で甘やかされるのではなく、芝生があるから自分の「おもいっきり」がわかり、「おもいっきり」で転ばない身体能力を身につけることが出来ます。
本気で「おもいっきり」走れば、転ぶんです。芝生だと痛くないんです。だから、「おもいっきり」で転ばないように走れるようになります。
だけど土だと転んだら痛いから「おもいっきり」が出来なくなるんです。
じゃあ、「芝生で普段から遊んでいる子が、土で転んだら、大怪我をするじゃないか」という方もいるかもしれません。
しかし、もっと子どもたちの力を信じるべきだと思います。
子どもたちは赤ん坊ではないんです!痛みの経験は芝生の上以外でも積んでいます。日常生活の中で転んだら痛いことくらい身につけています。だから、普段芝生の上で「おもいっきり」遊んでいても、土の上なら力をセーブすることも出来ます。
普段から、自分の「おもいっきり」を知り、その限界に挑戦できるために、芝生が必要なんです!
また「滑る」にもどりますが、濡れた芝生の上は確かに滑ります。しかし、徒競走のコーナーで滑って転んだ子は一人もいませんでした。
たぶん「滑る」と感じられる方はコーナーで「滑る」というイメージを持っているのではないでしょうか?
しかし、転んだのはほとんどがスタートです。土でもスタートは滑ります。
つまり、何となく「滑る」と感じているだけなんです。
それは、芝生の上で思いっきり走ったことがないから。
「滑る」と感じているのであれば、ぜひ、安原小学校の芝生の上で思いっきり走ってみてください。
きっと「いままで思っていたことはなんだったんだろう!」という気持ちになります!
2008年10月6日月曜日
2008年10月4日土曜日
冬芝オーバーシード終了
今日は、朝から冬芝のオーバーシードを実施し、無事終えることが出来ました。
PTAの役員の方、先生方と、はまゆうグループの方に手伝っていただきました。
最初は、目印となるロープを張らずに遠くのコーンを目標にしてやってみたのですが、やはり、あっちいったり、こっちいったりで、まっすぐ播けませんでした。
なので、途中からロープを使いました。
当然、皆さん初めての体験でしたが、時間が経つにつれ、要領を得たようで、予定していた時間より少し早く終えることが出来ました。
写真で見てわかるように、カメラマンの様な人が写っています。
朝のエントリーでも書いたようにテレビ和歌山のカメラマンがきて撮影していきました。
真ん中の写真のように土が露出している場所が何カ所かありますが、この部分にも冬芝を播いています。右端のように種が落ちています。7割くらいは芝の間に入っていっていますが、残りは芝の葉っぱの上にのっかっています。
この種が雨で地面に落ちるか、踏みつけられて地面に落ちるかして土に接して、水分を得ると種の活動が始まるそうです。
ちなみに、競技場などでは、オーバーシードの後は、1ヶ月くらいは養生期間となり立入禁止期間となるのですが、一流の芝生を求めているわけではないので、立入禁止期間はなしです。
それでも大丈夫か?と心配されると思いますが、東京の小平第十三小学校では、今回の安原小学校と同様の方法で、オーバーシードを実施しており、特に問題もないということを聞きました。
なにより、鑑賞の為の芝生ではなく、子どもたちが元気良く遊ぶための芝生です。競技場ではなく、運動場としての芝生ノウハウを蓄積するためにも、チャレンジしてみて、出来ればよし!。発芽が悪ければ、再度、17日にオーバーシードを実施すればいいと思っております。
下の方のアングルから撮影してみるとかなりいい感じに撮ることが出来ました。
こちらは、いつもの3方向の写真です。
運動会の練習でかなり傷んでいますが、それだけ子どもたちが元気良く遊んでいる証拠です。
あとは、明日がいい天気になって、晴天のもと、運動会が開かれることを願うばかりです。
繰り返しになりますが、運動会の様子とオーバーシードの様子が、テレビ和歌山で、10月12日(日)の「きのくに21」で放映される予定です。テーマは、「みんなでつくる緑の運動場」となっています。
ぜひ、録画の登録をして見てください!
時間は朝の9時30分から10時までと、再放送が夜の10時から10時30分までです。
冬芝のオーバーシード
本日、9時から冬芝のオーバーシードを実施します。
オーバーシードは、「over seed」つまり「種をかぶせる」ということ。
夏の芝(ティフトン)は11月くらいになると生長が止まり、休眠しますので、冬の間、ティフトンを保護する役割と、一年中緑を保つためにティフトンの上から冬芝の種をまきます。
これをウインターオーバーシードといい、最近の競技場などで行われている手法です。
お時間のある方は、見学にきていただき、ちょっとだけ手伝ってもらえればと思います。
といっても連絡が遅すぎですね。。。。。
また、明日はまちにまった運動会です。
子どもたちが運動会の練習を毎日やっているので、以前より緑ではありませんが、芝生の上で行う最初の運動会ですので、非常に楽しみです。
また、今日のオーバーシードと運動会にはテレビ和歌山から取材がきて、10月12日(日)の「きのくに21」の「みんなでつくる緑の運動場」というテーマで放映される予定となっています。
2008年9月23日火曜日
2008年9月20日土曜日
久しぶりの晴天
今日は、久しぶりの晴天で、朝から芝生の様子をのぞきに行って来ました。
今回もデジカメで撮影しました。
朝から、校長先生、教頭先生がそろって、土が見えているところの補修をされていました。
二学期に入ってから、時間さえあれば、隅っこで生長がいい場所からティフトンを切り取り、土が見えている場所に植え付けるという作業をされています。
切り取った場所はこんな感じです。↓
右端に土が見えているところが切り取ったティフトンです。
かなりまっすぐに切り取っていますよね!
実は、1Mくらいの物差しを使って、カッターで切り込みを入れた後、スコップで切り取っていくという作業で、かなりきつい作業です。
1時間ほど一緒に作業をさせていただきましたが、汗びっしょりになってしまいました。
また、切り取ったティフトンの大きさに土を掘って植えるので、そこで出た土を元の切り取った場所に戻す作業もあります。こうすることで、切り取った場所も再びティフトンが手を伸ばし、芝生になるんです。
今日は、この作業の後に、芝刈りもしていただきました。
こんな作業をずっとしていただいているおかけでほとんど土の部分がなくなり、下の写真の様に一面のグリーンになってきています。運動会の時には、皆さんがビックリするような運動場になっていること間違いなしです!!
今日も、子どもたちと一緒に裸足で駆け回ってきました!気持ちいい〜〜〜!
校長先生、教頭先生、ご苦労様です!!